仕事は楽しいですか?仕事の楽しさと自他の楽しさの取り扱い
こんにちわ。従業員体験( EX )の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
仕事は楽しいですか?
あなたが仕事におけるポジティブな感情を感じる瞬間はどのようなものでしょうか?
この記事では、仕事における楽しさにどんな種類があるかをまとめます。
また、それを踏まえて自分自身や他者にとっての楽しさに目を向けることについてまとめます。
なお、今回扱う「楽しさ」は仕事におけるポジティブな感情全般を対象とします。
楽しい、嬉しい、面白い、ウキウキするなどの感情です。
仕事の楽しさの種類
貢献
お客様、上司、部下、同僚など他者に対する貢献による楽しさです。
感謝されることなどもこの一部です。
成長
自身が仕事に関わる知識、スキルなどを身に着け、成長することによる楽しさです。
没頭
仕事にのめり込み、気がつけば時間が止まったかのように感じる。そんな状態の楽しさです。
いわゆる、フローやゾーンと呼ばれる状態です。
多くの場合、没頭を楽しめる人は成長も楽しんでいるでしょう。
創造
創造的な活動において、新しいアイデアを閃くことや、アイデアを実際に試す過程や、想定通りに成功した際などに感じる楽しさです。
アハ体験もこの一種でしょう。
挑戦
挑戦前の自分のままでは達成できないような難易度の高い取り組み、成功有無が着手時点では見えないような難易度の高い問題への挑戦への取り組みや成功を通して感じる楽しさです。
協働
同僚と協力し、力を合わせ、長所をかけ合わせ、短所を補い合い、辛い時を乗り越え、楽しい時をともにする。
そんなチームで物事を達成する過程で感じる楽しさです。
人間関係
協働とは別に純粋に仕事仲間との良好な人間関係の中で感じる楽しさです。
その他
人の価値観はそれぞれです。ここまで挙げた以外にも多様な楽しさが存在するでしょう。
てぃーびーの例
私の場合、上記で特に楽しさを強く感じるのは以下の項目です。
- 貢献
- 自分の取り組みが価値につながり誰かの役に立つことに喜びを感じる
- 対象はお客様、上司、部下、同僚など仕事で関わる人達全体が対象
- 成長
- 自分自身が成長できていると楽しい
- 没頭
- 取り組み対象に没頭できると楽しい
- 創造
- 仕事の解決方法を閃くと楽しい
- 閃きを試しているときも楽しい
- 閃きが価値につながったら楽しい
これを踏まえると
- 貢献
- 単なる作業ではなく、価値を生み出し、貢献できるような働き方をすること
- 貢献できているかどうかを確認可能にすること
- 実際に確認すること
- 成長
- 新しい知識、スキルを身に着けること
- 身につけた知識、スキルを実際に業務で活用し、成果に結びつくこと
- 没頭
- 没頭したくなるくらい好きな領域であること
- 自分が追求したい個人的な目標・目的とのつながりがあり没頭して成し遂げたいような仕事、職種を担当すること
- 創造
- 創造性が常に求められるような仕事に携わること
- 大きな裁量を得られる職場で働くこと
- 学習のための失敗が歓迎される職場で働くこと
などが、私が楽しく仕事をする上で大切になってくるでしょう。
自分自身の「楽しさのツボ」を確認する
自分自身がどの部分で仕事の楽しさを感じるか把握できていると、意図的に楽しさを生み出しやすくなります。
ここで役立つのがジョブ・クラフティングです。ジョブ・クラフティングは仕事における認知・仕事内容・人間関係の捉え方や扱い方を意図的に変えていくことで仕事を工夫し楽しめるようにする手法です。
具体的な方法については以前まとめたジョブ・クラフティングの情報を確認ください。
他者の「楽しさのツボ」を確認する
多くの場合、仕事は一人ではなく他者とともに行います。
顧客、上司、部下、同僚、パートナーさんなど多様な方と関わります。
そして、あなた自身も関わる相手の仕事の楽しさに影響を与えます。
相手の楽しさの基準に沿う振る舞いによって、相手の仕事の楽しさを増幅させることができます。
逆に、相手の楽しさを損なう振る舞いによって相手の仕事を辛いものにしてしまう可能性もあります。
まず、基本の振る舞いとして誰が相手であっても楽しい気持ちに貢献できるような振る舞いがあるでしょう。感謝をすること、相手の行動や成果への貢献を承認することなどです。
また、近くで頻繁に関わる相手に関しては、相手がどこに楽しさを見出しているのかを把握し、その点を満たせるとなおよいでしょう。特にマネージャーにとっては、それも仕事の一部になります。
まとめ
仕事における楽しさについてまとめました。
多くの人にとって仕事は人生の一部であり、人生の充実は仕事の充実に支えられています。
人生のうち、仕事に使う時間をより幸福に過ごせるかどうかは自分自身の自覚と振る舞いにかかっています。
自分の仕事を自分でより楽しくしていきましょう。